山 本 雅 彦 / MASAHIKO YAMAMOTO
9th - 18th July, 2022
奈良県 曽爾村 在住
陶芸家 山本 雅彦 氏の個展を開催いたします。
"psyhke"
山本 雅彦 / Masahiko Yamamoto
会期:2022年7月9日(土)~ 18日(月・祝)
作家在廊予定日:7月9日(土)
12:00~19:00 *会期中 無休
奈良県 曽爾村
国の天然記念物に指定された鎧岳をはじめとする美しい山々に囲まれ
村の中央には曽爾川を臨む 水と緑に恵まれた火山地形からなる
風光明媚なこの土地に山本氏の工房がある
奈良県高取町で生れ育ち、後に若き山本氏は就職の為に大阪へ
当時アパレルの仕事に従事していたものの、沸々と湧き上がる創造への意欲は
「うつわ」へと変化し 京都の訓練校で陶芸を学び始める
早朝から遅くまで陶芸に没頭する日々
学びと創造の初期衝動はすぐに身を結び
陶芸家 村田 森 氏 に 師事
師匠の元で3年間修行をすることになる
山本氏の手から生み出される作品は
その器形や文様は民俗的な印象を与えながらも
過去か未来か 西洋か東洋か
時代も地域も特定されない神秘的な表情を醸し出している
何かに定義されたものではなく
ましてや師匠が作るうつわの表情とはまるで重なるところがない
誰かになろうとするのではなく
何かを真似ようとするのではない
師匠の元で学んだ技術、そして何より陶芸に対しての姿勢を深く尊敬し
自分だけの道理と知識を見出し、それをかたちに変えて行く
"温故知新"
その精神を存分に投影したうつわは
山本氏にしか表現できない世界観と表情を魅せる
決して外側(スタイル)だけではない、内側(姿勢)とどれだけ向き合えるか
山本氏が多分に影響を受けた音楽からもその精神は強く反映されている
そして灯油窯をはじめ 様々な窯で焼かれていくそのうつわたちは
初期衝動のように不安定で しかし力強く
まるでライブのようにその時だけにしか生まれない表情を奏でる
"psyhke"
"プシュケー" と題した本企画展の意味は古代ギリシャ語で「息」や「呼吸」
のちに転じて「生命」を意味し、深くは「精神」を表すもの
さまざまな生命から象った型(かたち)と紋様を備えた
時代も国籍も超越した表情をみせる器の数々
古きをたずね、新たな道理や知識を見出し
独自の技術を作り上げてきた山本氏の精神を存分に投影した作品が揃います
白泥文丸壺( H:28cm * Φ:29cm )
白泥文壺( H:22cm * Φ:23cm )
白泥鉄絵土瓶( H:17cm *ハンドル含む25cm * W:18cm )
長石土瓶( H:16cm *ハンドル含む23cm * W:18cm )
白泥文土瓶( H:16cm *ハンドル含む22cm * W:18cm )
長石文ポット( H:18cm * W:22cm )
鳥酒器(柄)( H:12.5cm * W:16cm )
鳥酒器(黒)( H:12.5cm * W:16cm )
象酒器( H:14cm * W:19cm )
象注器( H:14.5cm * W:13cm )
青灰深皿( H:4.5cm * Φ:24cm )
青灰鉢( H:5.5cm * Φ:18cm )
黒筒鉢( H:7cm * Φ:13.5cm )
焼締長石湯呑み( H:10.5cm * Φ:6cm )
"Dancer."( H:9cm * Φ:5cm )
面体碗 白 / 黒( H:9cm * Φ:12cm )
白泥文マグカップ( H:10cm * Φ:8.5cm *ハンドル含む12cm )
<プロフィール>
Masahiko Yamamoto / 山本 雅彦
1981年 奈良県高取町に生まれる
2003年 京都府陶工高等技術専門校入校
2004年 村田 森 氏 に師事
2007年 奈良県高取町にて独立
2012年 奈良県御所市に工房と住居を移す
2017年 奈良県曽爾村に移住 現在同地にて制作
2022年 現在
国内のみならず、イギリス、フランスを中心にヨーロッパ各地のギャラリーで作品を展開
※
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y a u .
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